2012年6月15日(金)
子育て新システム廃案に
国会前 唱和
保育団体など
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全国保育団体連絡会(全保連)などでつくる、よりよい保育を! 実行委員会は14日、国会前で緊急集会を開きました。80人が国会に向け「子ども・子育て新システム関連法案は撤回せよ!」とシュプレヒコールを浴びせました。
民主、自民、公明の3党による社会保障・税一体改革関連法案の修正協議がおこなわれるなか、子ども・子育て新システム関連法案も手を加えたかたちで成立させようという動きが出ています。
全保連の実方伸子事務局長は「修正の中身がどうであれ、3党間だけで決着させるというのは、民主主義を無視している」と指摘。「消費税ではない財源を使って、現行制度を基本に国と自治体の責任で待機児童の解消や保育の充実を実現しましょう」と訴えました。
群馬保育問題連絡会の吉武徹会長は、県議会で関連法案の撤回を求める意見書が採択される予定だと報告。日本共産党の宮本岳志衆院議員が応援にかけつけました。
3月に始まった新システム撤回を求める請願署名は、現在100万1千人以上から寄せられています。関連法案の撤回、廃案を求める意見書は300を超える地方議会であがっています。