2012年5月30日(水)
ダンス規制やめて
「風営法」改正求め 京都で署名開始
|
京都、大阪を中心に「ダンスクラブ」の利用者や関係者でつくる「Let,s DANCE署名推進委員会」は29日、京都市内で記者会見し、ダンスを規制する「風営法」の改正を求める請願署名を開始すると発表しました。呼びかけ人には、音楽家の坂本龍一さんや大友良英さん、作家でクリエーターのいとうせいこうさんらが名を連ねています。
会見に出席した呼びかけ人の中村和雄弁護士(57)は、いま各地で風営法による摘発などの影響で、閉鎖に追い込まれるクラブもあり、「若者が集う健全な場所が奪われている」と報告。一方で、今年度から中学校体育でダンスが必修科目となっていることに触れ、「時代遅れのままの風営法です。全国10万人の署名を目標に、法改正につなげたい」と語りました。
同日夕には、仕事帰りでにぎわう繁華街で署名行動。パーカッションのリズムに合わせ、署名を呼びかけると若者が次々と足をとめ応じました。ツイッターを見て署名行動があることを知り、大阪から飛び入り参加した大学生も。
京都市内に住むクラブ関係者の女性(24)は「おかしな法律で、納得がいかない。署名活動を応援したい」と話しました。
署名はホームページからも行うことができ、用紙もダウンロードできます。ホームページはこちら
http://www.letsdance.jp/