2012年5月22日(火)
新システム断固反対
市場化で子どもの人生大変に
保育団体が1000人研修会
さいたま市
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民主党政権がすすめる「子ども・子育て新システム」に反対し、これを阻止しようと「保育を守る関東ブロック連合会」は21日、さいたま市の埼玉会館で「関東ブロック『子ども・子育て新システム』を考える1000人研修会」を開きました。北海道から沖縄県まで全国の保育関係者が会場を埋めました。
全体集会では、同連合会の剣持浩大会副実行委員長が開会あいさつし、「子どもが豊かな子ども時代を過ごせるようにするという保育の長い歴史をくつがえしてしまうのが『子ども・子育て新システム』だ。保育の市場化は子どもの生きることそのものさえ大変なことに巻き込んでしまう」と指摘しました。
日本共産党の田村智子参院議員のほか、自民、社民の各党代表が参加。田村氏は、保育への公的責任を投げ捨てる新システムを批判し、「超党派の共同で廃案に追い込んでいきたい」と述べました。
日本共産党の柳下礼子県議、村岡正嗣県議が紹介されました。
同研修会では、「子ども・子育て新システム」法案について考えるシンポジウムが行われ、「子ども・子育て新システム」に断固反対する決議を採択しました。