2012年5月21日(月)
自由法曹団が研究集会
520人が討論・交流開始
宮崎市
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平和、人権、民主主義の問題に取り組む弁護士団体、自由法曹団の(篠原義仁団長)5月研究討論集会が20日、宮崎市で開幕しました。全国から参加した約520人の弁護士らが、労働や貧困、司法などさまざまなテーマの分科会で、各地の取り組みを交流。とりわけ原発差し止め訴訟や福島第1原発事故の賠償問題の分科会には多くの参加者がいました。集会は21日まで。
篠原団長が主催者あいさつ。JALの不当解雇を認めた東京地裁判決や泉南アスベスト訴訟での大阪高裁の不当判決を取り上げ「私たちは、司法の反動化に機敏に反応し勝利の道筋を切り開く必要があります。さまざまな戦線での裁判闘争勝利を目指して、5月集会で実り多い討論が行われることを期待します」とのべました。
集会では、小部正治幹事長が基調報告を行い、各問題での活発な討論を呼びかけました。来賓として宮崎県弁護士会会長で団員の松田幸子弁護士と、日本共産党の仁比聡平前参院議員があいさつしました。