2012年4月25日(水)

消費税増税ノー　１００回

京都各界連がマラソン宣伝

（写真）100回目を迎えたマラソン宣伝＝24日、京都市下京区

　消費税の大増税にノーの声をあげようと、消費税廃止京都各界連絡会が昨年１２月５日から始めた京都駅前でのマラソン宣伝が２４日、１００回目を迎えました。

　宣伝は、平日の昼休みに各団体・労組が分担で取り組んできました。１００回目で終わる予定でしたが、情勢が緊迫するなか、さらに世論を広げようと、通常国会終了日の６月２１日まで続けます。

　同会事務局の丹野多恵幸さんは「『子ども・子育て新システム』に反対する京都の１００日間マラソンスピーチに学んで、自分たちも、もっと市民と対話しようと始めた。最近は署名する人も増え、カンパもいただいた。廃案までがんばる」と話しています。

　２４日の宣伝は、今年最高の２７度を超える暑さのなか、労組・団体の代表らが署名をよびかけました。

　署名した男性（６９）＝京都市左京区＝は「増税はけしからん。これまでの増税も企業の減税に消えただけだ」と話しました。会社員の男性（１９）＝八幡市＝も署名に応じ、「国は税収をあげるために増税すると言うけど、景気が悪くなってかえって税収は減る。増税は間違っている｣と述べました｡