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2012年4月22日(日)

報道 これでいいの?

橋下市長・TPP・消費税増税…

NHK問題大阪連絡会が懇談会

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(写真)報告する湯山氏(右から3人目)=21日、大阪市

 「報道のあり方を視聴者の目で語ろう」をテーマに、NHK問題大阪連絡会は21日、「メディアを考える市民懇談会」を大阪市内で開きました。

 「NHKを監視激励する視聴者コミュニティ」の湯山哲守共同代表が報告。橋下徹大阪市長に関する報道の変遷や環太平洋連携協定(TPP)参加、社会保障と消費税増税に関連した「朝日」「毎日」各紙の数カ月分の社説を紹介し、大手メディアの権力追随報道の実態を告発しました。

 連絡会の佐々木有馬さんがNHKの視聴・記録から「各党党首討論などで政党に対する不公平な扱いがある」と数字を示して指摘。橋下市長の「思想調査」問題に抗議する1500人のデモや、1万人規模の反原発集会が報じられなかったことに触れ、「国民に知らせるべき国内の情報は報じず、500人規模の外国の集会を報道している」とのべると、どよめきが起こりました。

 参加者が「NHKが一日中民主党代表選を報じたことに、なぜ一政党をこれほど取り上げるのかと抗議したら『あなたは何党支持か』と聞かれた」「NHKを見ないという人も多いが、全国的に見ている人は多い。見ておかしいことはおかしいと言っていかなければ」と討論しました。

 橋下市長をテレビで見て悪くないと思っていたという女性は「(政策など)7色に変わる答えが出てくるのを聞いて、表面だけ捉えていたらあかんなと感じた」と話しました。


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