2012年3月23日(金)
北朝鮮問題の声明
志位委員長、中国大使と会談
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日本共産党の志位和夫委員長は22日、都内の中国大使館を訪問し、程永華・駐日中国大使に、北朝鮮に「ロケット」発射計画の中止を求める「声明」を手渡し、会談しました。
志位氏は、北朝鮮による同計画の実施は、「弾道ミサイル」であれ「人工衛星」であれ発射の中止を求めた2009年の国連安保理決議1874号に明確に違反するものであり、6カ国協議の再開を目指す関係諸国の努力にも逆行していると指摘。国際社会は北朝鮮に対し、国際的な道理を尽くして計画を中止させる取り組みをおこなうと同時に、情勢を悪化させないよう道理をもって冷静に対応することが求められると述べました。
程大使は志位氏の来訪と説明に感謝し、「声明」を本国に伝えると述べました。また、中国政府の対応として、今回の事態に際して、北朝鮮側に懸念と憂慮を伝え、関係諸国と協調して地域の平和と安定のために行動していると述べました。
会談には日本共産党から緒方靖夫副委員長、小池晃政策委員長が、中国大使館から律桂軍参事官らが同席しました。