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2012年2月22日(水)

「思想調査」・2条例ノー

府庁前 大阪労連・府労組連が集会

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(写真)2条例案の撤回を求めて集会後にデモ行進する参加者ら=21日、大阪市

 橋下・「大阪維新の会」が府市両議会で成立を狙う「職員・教育基本条例案」の撤回を求め、大阪労連(全大阪労働組合総連合)と府労組連(大阪府関連労働組合連合会)は21日夕、府庁前で決起集会を開きました。

 橋下徹市長が市役所を市民の福祉のための機関から、住民監視の秘密警察的機関へと変える憲法違反の「思想調査」に府民の怒りが沸騰するなか、小雨をついて約400人が参加。調査の即時中止と2条例案撤回へいっそう世論を広げようと唱和しました。

 決意表明で、市労組(市役所労働組合)代表は「職員アンケート調査」を「凍結」させたと紹介。正直に答えなければ処分すると脅したもので、これを通せば「全国のモデルケースになる危険がある」と告発。「働きがいのある明るい職場にするため、市長に中止と謝罪を求めてたたかう」と訴えました。

 橋口紀塩府労組連書記長が府当局との交渉を報告。職員基本条例案が(1)労使協議の期間も短く議論が尽くされていない(2)全体の奉仕者や住民福祉の増進に努めるなど公務員の根幹が欠落している―と問題点を指摘。「憲法や地方自治法からも条例案は撤回すべきだ。府民と力を合わせ、公務でも民間でも首切りは許さないと奮闘しよう」とよびかけました。


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