2012年2月18日(土)
思想調査“すぐ中止に”
党大阪府委宣伝に激励
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違憲・違法な橋下徹大阪市長の「思想調査」の危険な野望を打ち砕き、大阪と日本の民主主義を守るたたかいにしようと、日本共産党大阪府委員会は17日朝、清水忠史衆院近畿比例予定候補を先頭に、市役所に隣接する同市北区の淀屋橋で宣伝に立ちあがりました。
日本共産党の志位和夫委員長が16日に発表した「無法行為の矛先は市職員だけでなく、全市民・国民にむけられている――違憲・違法な『思想調査』をただちに中止せよ」との談話を緊急にビラにして、府民に知らせました。
府委員会と地区委員会から80人が参加。志位委員長の会見を1面トップで伝えるこの日の「しんぶん赤旗」を掲げ、出勤する人たちに「憲法違反の『思想調査』をやめさせましょう」と声をかけてビラを配布しました。
「ご苦労さま」「ありがとう」と声をかけていく職員も相次ぎました。
演説に手を振っていた大阪府寝屋川市の男性(46)は「橋下さんの政治は強引すぎる。これを止めさせるために、共産党が頑張ってください」と声援を送りました。
「赤旗」を手にとった大阪市東成区の男性(58)は「けさ、志位委員長がテレビに映っていました。詳しく見てみたいと思いました。思想調査は絶対やめさせないかん」と述べました。
清水氏は「日本共産党は、みなさんと一緒に大阪の民主主義と憲法を守るために橋下市長、『維新の会』と正面から対決していきます」と力強く訴えました。
約1時間でビラ2000枚が受け取られ、市役所内で話題になりました。