2011年11月2日(水)
“庶民増税には反対よ”
消費税なくす会が全国総行動
消費税をなくす全国の会は1日、消費税増税反対全国総行動をスタートさせました。東京では、全国の会と東京の会が豊島区の大塚駅前で宣伝。「庶民に負担を押しつける民主党政権にレッドカードを」と訴え、消費税増税反対を求める署名の協力を呼びかけました。
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「世論広げて」と署名
「この時期に増税とはなんだ!」と書かれた横断幕が掲げられました。会員たちは、「消費税増税は東日本大震災で家や職を失った被災者にも大きな負担になります。増税反対の声をあげよう」と次々に訴えました。
西武革新懇と年金者組合の代表も参加。「税と社会保障の一体改革」で社会保障の切り捨てと消費税増税につきすすむ野田民主党政権を批判すると、「庶民増税には断固反対よ」と言ってビラを受け取っていく女性の姿もありました。
文京区に暮らす女性(75)は、「増税反対の世論が広がってほしい」と言って署名しました。「増税されれば食料だって自由に買えなくなる。どうやって暮らしていけばいいの」と怒りをあらわにしました。
地元豊島区在住の60代の女性は、「政府は庶民の生活の苦しさを理解していない。次の選挙では民主党には投票しません」と語りました。
消費税増税反対全国総行動は、野田内閣が消費税増税法案を今年度末までに提出する動きをみせるなか、消費税をなくす全国の会が2012年4月1日まで実施します。各地の「消費税をなくす会」が学習会を開くとともに駅頭やスーパー前での宣伝・署名行動、各戸訪問での署名の訴えなどをします。