2011年9月13日(火)「しんぶん赤旗」
止めよう増税 高齢者大会開幕
第25回日本高齢者大会が12日、青森市内で始まりました。多彩なテーマによる分科会と学習講座が開かれ、大震災・原発事故で被災した東北各県の高齢者をはじめ2300人が参加。「地震・津波災害への救援・復興急ぎ、原発なくせ」「社会保障・税一体改革を阻止しよう」と学習し、運動を交流しました。2日間の日程です。
「やらずぶったくりの『一体改革』を粉砕する国民的大運動を」と題する第1分科会で、講師の中央社会保障推進協議会の相野谷安孝事務局長が、政府・与党がすすめる「社会保障・税一体改革」は消費税を2010年代半ばまでに10%まで引き上げる計画だと指摘。70〜74歳までの医療費窓口負担を2割に引き上げるなど、「やらずぶったくり」の計画だと告発しました。
参加者は、「こんなひどい仕打ちはない。もっと怒ろう、声をあげよう」と決意を語りました。