2011年8月16日(火)「しんぶん赤旗」
戦争・原発ない将来へ
終戦記念日 共産党・民青が街頭演説
|
終戦から66年の15日、日本共産党と日本民主青年同盟は東京・新宿駅頭で街頭演説を行いました。田村智子参院議員、畔上三和子東京都議、田中悠民青同盟委員長が、戦争も原発もない将来をつくっていこうと呼びかけました。
田村氏は、日本が行った侵略戦争が国民から事実を覆い隠し、反対意見を排除して進められたと指摘。同じように原発も、事故が起きた場合に制御ができないという事実を隠し、反対する意見に耳を傾けずに建設されてきたことを批判しました。
その上で、「福島では子どもの健康を20年、30年と心配し続けないといけない。農家は丹精込めた作物を捨てないといけない。日本から原発をなくす政治決断をすることを求める世論を大きくして一緒に政治を動かしていこう」と訴えました。
畔上氏は、日本共産党が絶対主義的天皇制の下で命がけで侵略戦争に反対し、原発でも危険を訴え、核兵器の廃絶を呼びかけている政党であることを語りました。
田中氏は「戦後、おじいちゃん、おばあちゃんは軍隊は要らないという勇気ある決断をした。今度は私たちが福島の悲しみを受けて原発は要らないという決断をするべきだ」と述べました。
■関連キーワード