2011年4月1日(金)「しんぶん赤旗」

衆参両院 歳費3割減を可決

佐々木氏「政党助成金見直せ」


 国会議員の歳費を3割削減する議員歳費減額特例法案が、31日の衆参両院本会議で全会一致で可決されました。

 採決に先立つ衆院議院運営委員会で発言に立った日本共産党の佐々木憲昭議員は、復興予算に充てるため議員歳費を削減することには反対しないとした上で、「全議員・会派を拘束する問題なので、内容上も手続き上も全会派の合意の上で行うべきであり、一部の党だけで決めて押し付けるやり方をすべきでない」と指摘しました。

 さらに、今回の歳費削減で21億円削減できるとしているが、「政党助成金を仮に1割削るだけでも32億円となる。財源というなら、この制度を根本的に見直して被災者救援に充てるべきだ」と強調しました。





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