2011年2月17日(木)「しんぶん赤旗」
子育て「新システム」
撤回へ運動広げる
よりよい保育実行委と懇談
党国会議員団
日本共産党の国会議員団は16日、「保育制度の解体を許さず保育の公的拡充を求める大運動実行委員会」(略称・よりよい保育を!実行委員会)と国会内で懇談し、民主党政権が推進する「子ども・子育て新システム」について意見交換しました。
同実行委員会は、全国保育団体連絡会(全保連)、全国福祉保育労働組合(福祉保育労)、新日本婦人の会(新婦人)、日本自治体労働組合総連合(自治労連)など15団体で構成されています。同委の実方伸子氏(全保連)は、1月にも予定されていた法案大綱のまとめができていない情勢に触れながら、新システムに反対する国会請願署名が300万筆を超え、意見書を上げている地方自治体も150を超えたことを紹介。「運動が世論を変えてきている。法案の上程をさせず撤回に持ち込むために国会と協力して進めていきたい」と述べました。
日本共産党の議員団からは、高橋ちづ子衆院議員が予算委員会での質問を報告。塩川鉄也衆院議員は、「運動を大きく広めることで、上程させない局面はつくれる。連携して頑張りたい」とこたえました。
懇談には、このほか、宮本岳志衆院議員、田村智子、山下芳生の各参院議員、志位和夫衆院議員秘書が出席しました。