2011年1月22日(土)「しんぶん赤旗」

イレッサ和解協議ぜひ

厚労省に党議員団


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(写真)薬害イレッサ訴訟で国が和解協議に応じるよう小林正夫厚労政務官に申し入れする高橋ちづ子衆院議員(中央)と田村智子参院議員=21日

 日本共産党の高橋ちづ子衆院議員と田村智子参院議員は21日、小林正夫・厚生労働政務官と面会し、薬害イレッサ訴訟の解決のため、国は原告との和解協議に応じるよう細川律夫厚生労働相に求める党国会議員団の申し入れ書を手渡しました。

 薬害イレッサ訴訟は、肺がん治療の抗がん剤「イレッサ」の副作用によって800人を超える死者を出した薬害をめぐる裁判。被害者らは、国と製薬会社を相手に損害賠償を求めています。大阪地裁と東京地裁は7日、和解による全面解決を勧告。原告側は、国が抗がん剤による副作用被害救済制度を創設することなどを含め、和解協議に応じることを表明しています。

 小林政務官は、申し入れの趣旨を厚労相に伝え対応したいと答えました。





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