2010年12月4日(土)「しんぶん赤旗」
田村議員
すぐ廃止し新制度を
自立支援法「延命」を批判
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日本共産党の田村智子議員は3日の参院厚生労働委員会の質問で、障害者自立支援法改定案について自立支援法の延命を図るものだと批判し、速やかな廃止と、障害者の願いにこたえた制度の確立を求めました。
田村氏は、障害者らの反対の声を無視し、国会最終日にわずか30分の審議で採決を行うことは「民主的ルールをくつがえす暴挙」と批判しました。
法案について田村氏は、わずかばかりの負担軽減などがあるものの、「応益負担」の問題が解消されるものでないと指摘しました。
「家計の負担能力」に応じて費用負担を求めていることについて田村氏は、「本人の収入をみるべきだ」との声も紹介して批判。共同作業所で働いて得た収入も、食費や利用料でなくなるとの声がよせられていることをあげ、抜本的な負担軽減を行うことこそがただちに求められていることだと主張しました。
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