2010年12月2日(木)「しんぶん赤旗」
私たちの叫びを聞け
「自立支援法延命法案廃案に」
国会前で障害者
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障害者自立支援法「延命」法案を廃案に追い込もうと障害者団体らが1日、参院議員会館前で集会を開き、「私たちのことを私たち抜きに決めるな」と訴えました。
主催は、障害関係3団体でつくる「今こそ進めよう! 障害者自立支援法の廃止と新法づくりを確かなものに10・29全国フォーラム」。
同実行委員会の太田修平事務局長は車椅子の上から「自立支援法は私たちを人間扱いしない、差別的な法律だ。廃案になるまでがんばろう」と呼びかけました。
日本共産党の田村智子参院議員は「当事者抜きに乱暴なことをやるなという声を響かせていただきたい。一緒に全力でがんばっていく」とあいさつしました。
広島市から参加の男性(35)=施設職員=は「これから自分たちで新しい法律を作っていこうという矢先に法案が出された。自立支援訴訟の基本合意通りに廃止をしてほしい」と語りました。
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