2010年6月22日(火)「しんぶん赤旗」
共産党 「党首企画」 運営で要請
党首間質疑復活・公平な扱いを
日本記者クラブ主催の党首討論企画―「9党党首に聞く」が、22日に開催されます。24日の参院選公示を前に、すべての政党の党首が初めて一堂に集まり、参院選挙での各党の公約を明らかにするとともに、選挙の争点と各党の立場も主張の違いも鮮明にし、有権者に政党、候補の選択肢を示すという点で重要な場となります。
日本共産党の植木俊雄広報部長は21日、日本記者クラブを訪問し、記者クラブ主催の党首企画が積極な役割を果たしてきたことにふれつつ、今回の企画も、趣旨に即したものとなるようにとの立場から、当日の運営にかかわる、二つの要請をおこないました。
その第一は、従来おこなってきた党首間の質疑を復活させ、選挙の争点と政党間の立場の違いを明確にすること、第二はクラブ関係者から政党への質疑では、政党の扱いで公平を期すことです。
植木氏は、各党の公約が発表され、論戦をめぐる情勢も急激に変化していることを指摘し、直前ではあるが、率直な要請をおこなうことにしたとのべました。運営にあたっている事務局の担当者は、「わかりました。(関係者に)伝えます」とのべました。