2010年6月13日(日)「しんぶん赤旗」
沖縄の負担減らない
「サタずば」 笠井氏が菅政権批判
日本共産党の笠井亮衆院議員は12日、TBS系番組「みのもんたのサタデーずばッと」に出演し、菅新内閣の発足や、「政治とカネ」、米軍普天間基地、郵政改革法案などの諸問題で各党代表と討論しました。
司会のみの氏が、11日の所信表明演説で菅直人首相が「私を信じてください」と述べたことについて、「いかがなものか」と批判的な見方を示しました。
笠井氏は、「米軍普天間基地問題、『政治とカネ』などの問題で、政権交代に期待した国民は裏切られた」のに、所信表明演説では反省がみられなかったとして、「菅さんも『トラスト・ミー』(自分を信じてほしい)と言ったが、(鳩山政権8カ月半の)反省がなければ、新しい政治は出てこない」と強調しました。
普天間基地問題で笠井氏は、菅首相が就任直後、沖縄県名護市辺野古に新基地を建設し鹿児島県徳之島を含め全国に米軍訓練を押し付ける日米合意の履行をオバマ米大統領に電話で伝えたと指摘。また、岡田克也外相も、「沖縄県民が合意しないのなら現状の固定化になる」と述べたことを示し「ひどい話だ」と批判しました。民主党の細野豪志幹事長代理は、「負担軽減がある」と発言。笠井氏は、沖縄県の米軍嘉手納基地の“訓練分散”をみても「負担軽減などされない」と反論しました。
民主党の小沢一郎前幹事長をはじめとする「政治とカネ」の問題で笠井氏は、小沢氏の幹事長辞任だけで「一定のけじめがついた」と菅首相が主張したことを批判し、「国会で証人喚問をきちんとやるべきだ」と主張しました。
国会会期の延長や郵政改革法案の扱いについて、細野氏は、「2週間では(法案は)通らない」との考えを改めて提示。笠井氏は、郵政法案を政争の具にすること自体が「国民不在だ」と批判しました。
その上で、郵貯・簡保のユニバーサル・サービスをいいながら株式会社にするなど「法案の内容が矛盾だらけだ」と指摘し、「一度廃案にして、国民の立場で根本的に見直して国会に出すべきだ」と主張しました。