2010年5月22日(土)「しんぶん赤旗」
シベリア抑留者法案可決
全抑協会長 「平均88歳 成立待つ」
参院本会議
旧ソ連によりシベリアやモンゴルなどへ抑留・強制労働させられた元抑留者に特別給付金を支給する「戦後強制抑留者に係る問題に関する特別措置法案」が21日、参院本会議で全会一致で可決され、衆院へ送付されました。
本会議場には、全国抑留者補償協議会(全抑協)、シベリア立法推進会議の会員が訪れ、真剣な面持ちで傍聴。法案可決後、平塚光雄全抑協会長(82)は、「つらいときもあったが、会長を務めてきてよかった。平均年齢88歳と高齢の元抑留者が、成立を待ち望んでいます」と話しました。