2010年5月4日(火)「しんぶん赤旗」
憲法輝く国づくりを
施行63周年 小池・田村氏ら訴え
東京
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憲法施行63周年を記念して日本共産党は3日、東京・新宿駅東口で街頭演説を行いました。待ち合わせの人たちも耳を傾けて拍手を送り、時とともに人の輪が膨らみました。
大山とも子東京都議会議員は、福祉破壊や「日の丸・君が代」強制など憲法に背く石原都政を告発。「憲法を守り抜き、政治に生かす立場で全力をあげます」と表明しました。
田村智子参院比例代表予定候補は、「派遣切り」された若者の相談活動に新宿駅前で取り組んだ経験を語りました。「憲法に書かれた国民の権利を生かし、正社員を増やすよう大企業にモノを言える新しい政治を実現しましょう」と訴えました。
小池晃参院議員・東京選挙区予定候補は、沖縄の米軍普天間基地問題で県民・国民の立場に立たない鳩山政権を批判。「鳩山さんは日本の総理大臣じゃないですか。沖縄県民、日本国民の思いを踏まえて、決断をすべきではないでしょうか」と訴えました。
さらに、駐日米国大使に志位和夫委員長が会って無条件撤去を求めたことを紹介し、「アメリカに堂々とモノを言える政治にしましょう。安保条約でなく、憲法が国のてっぺんに輝く、そういう国をつくりましょう」と呼びかけると、聴衆から盛んな拍手が起こりました。
買い物に来た都内在住の23歳の女性は小池氏の演説にしきりに拍手を送っていました。「いい話が聞こえた」ので小池氏のことは知らなかったけれども聴いてみたと言います。「アメリカと対等の関係をつくろうという話に共感しました。沖縄にあんなに重い負担をさせているのは異常だと思う。対等の立場で取り組まないと解決できないと思います」