2010年2月9日(火)「しんぶん赤旗」
3町長が米軍基地「移設」反対
赤嶺議員と懇談
徳之島
沖縄の米軍普天間基地「移設」問題でゆれる鹿児島県徳之島で日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は8日、徳之島の3町長と懇談しました。
伊仙町では大久保明町長が「赤嶺さんが演説会で話されたように日本の総理が『基地は日本から撤去を』と言えばうまくいくのではないか。アメリカが核兵器をゼロにしようという時代。昔のように国家間が領土問題で対立する時代ではない」とのべました。
伊仙町は長寿世界一の故泉重千代さんを出した長寿の町、出生率も日本一です。亜熱帯農業で町おこしを考えていると語り、移設反対で意気投合。最後に赤嶺氏の手をガッチリと握りました。
高岡秀規・徳之島町長は、赤嶺氏らに「沖縄の基地は、銃とブルドーザーで接収された。同じ島の人間として米軍基地は縮小の方向で移設には反対していきたい。町の活性化は農業の所得をあげる以外にない」と語り、「移設」反対の意思を示しました。
大久幸助・天城町長は、「先月の26日、山田副知事に3町は反対の意思を明確に伝えました」と語りました。
懇談には、日本共産党の、山口はるき参院選挙区予定候補、幸千恵子徳之島町議予定候補、まつざき真琴県議、崎田信正奄美地区委員長、三島照地区副委員長、永田トシ子元町議が参加しました。