2010年1月4日(月)「しんぶん赤旗」
政治の中身変える年に
市田書記局長が新年あいさつ
神戸
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日本共産党の市田忠義書記局長は3日、神戸市の元町大丸前で、堀内照文参院兵庫選挙区予定候補とともに新年のあいさつをしました。
市田氏は、総選挙での自公政権退場を受けて肝炎基本法成立、高校授業料無償化など政治の一定の前向きな変化と、後期高齢者医療廃止、障害者自立支援法の応益負担廃止の先送りなど民主党の公約に反する事態を報告。税収の倍くらいの赤字国債発行を予定していることについて、軍事費や大企業・大資産家への減税にメスを入れないからだと指摘しました。
普天間基地の「移設」問題では、「海兵隊は平和と安全の抑止力どころか侵略力そのものだ」として、「鳩山政権は沖縄県民の声を受け止めて、無条件撤去、辺野古に新基地をつくるなと本腰を入れた交渉をアメリカとやるべきだ」と強調しました。
「去年は政権が変わったが、ことしは政治の中身が変わる年にしましょう。参院選で日本共産党の議席を比例で5議席以上に、兵庫では堀内さんを国会に」と訴えました。
堀内氏は、「まもなく阪神・淡路大震災から15年。命の重みが私の原点です。後期高齢者医療制度のすみやかな廃止を」と訴えました。
訴えを聞いていた女性(66)=神戸市須磨区=は、「市田さんは沖縄の人たちの声を代弁されました。がんばってください」と話していました。
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