2009年12月19日(土)「しんぶん赤旗」
共産党いま頑張りどき
愛知 市田氏迎え決起集会
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日本共産党愛知県委員会は18日、市田忠義書記局長を迎えて、参院選勝利をめざす党と後援会の緊急決起集会を名古屋市公会堂で開きました。この冬一番の冷え込みとなった中、参加者は、「なんとしても勝利するぞ」の熱い思いを固めあいました。
市田氏は、7カ月後に迫った参院選で、かわえ明美比例予定候補と力を合わせて比例650万票を獲得し比例5議席を絶対確保したい、愛知選挙区(定数3)では、もとむら伸子予定候補の勝利をと心からよびかけました。
市田氏は、「過渡的な情勢」のもとでの日本共産党の任務や、雇用、医療、保育、米軍基地などの問題を「建設的野党」の立場から詳しく解明しました。
「こんどの参院選ほどおもしろい選挙はない」と述べた市田氏。自民党支持基盤の崩壊などを紹介したうえで、「選挙にまぐれはありません。日本共産党を大きくする。決めたことはあいまいにせずやる。すべての党員の心に灯をともし、みんなで荷を分かち、必ず選挙で勝利しよう」と訴え、大きな拍手に包まれました。
かわえ予定候補は、この2カ月、東海・北陸信越9県をかけめぐり、「これまでにない共産党への熱い期待を感じている。新しい変化に働きかけ、かならず勝利したい」。もとむら予定候補は「元気いっぱいがんばって、働く人の声を必ず国会にとどけたい」と訴えました。
集会では、鳥居達生県後援会長があいさつ。岩中正巳党県委員長が得票目標の33万票を獲得するため全力をあげると表明しました。
名古屋市名東区の男性(66)は「普天間基地など、新政権に不安をいだいている人も多い。きょう聞いた話を対話に生かしたい」。小牧市の女性(27)=求職中=は「雇用の枠が狭すぎる。大企業にモノを言い、雇用責任を果たさせることが必要。いまこそ共産党のがんばりどき」と話しました。
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