2009年12月11日(金)「しんぶん赤旗」
米朝“「6カ国」は必要”
北側、復帰時期は明言せず
米国のボズワース北朝鮮政策担当特別代表は10日、訪朝結果についてソウルで記者会見し、北朝鮮側と「6カ国協議の必要性と役割、2005年9月19日の共同声明の履行の重要性について一定の共通理解に達した」と述べました。
同氏は「北朝鮮がいつ、どのような形で6カ国協議に復帰するかは、しばらく様子をみなければならない」と指摘。北朝鮮が朝鮮戦争の休戦協定を平和協定に代えるよう求めていることについては、「6カ国協議が再開され、非核化の論議に推進力が生まれれば、論議する用意がある」と語りました。
ボズワース氏は8日から10日までの訪朝中、姜錫柱(カンソクチュ)第1外務次官、金桂冠(キムゲグァン)外務次官(6カ国協議首席代表)らと会談しました。
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