2009年12月9日(水)「しんぶん赤旗」
「ある意味共産党と考え方が同じ」
都市農業の種 残そう
小池議員、JA東京中央会と懇談
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日本共産党の小池晃参院議員・政策委員長は7日、東京都立川市のJA東京中央会を訪問し高橋宗吉専務理事、増山茂美常務理事、営農農政部の野口秀樹審査役監査士と親しく懇談しました。
小池氏は「農業問題は食の安全、環境、地域経済など、あらゆる問題にとって最重要課題です」と強調しました。
JA役員の人たちは「これまでは自民党に要請してきたように思われますが、政党に対してというより政策立案にものをいってきたわけで政党は関係ない。何をやっていただくかが大事なんです」「根っこのところではある意味、共産党と考え方が同じです。地域・市民を大事にしていかないといけない」と口々に語りました。
東京での農業発展をのぞむ声が8割を超えるなど期待が高いこと、相続税、固定資産税の重い負担が農家を苦しめていること、地産地消の取り組みの広がりなど会話が弾みました。
役員から「農業では種を残していかないと芽吹くことはない。都市計画の流れをかえてほしい」と要請を受け、小池氏は「都市農業再生のためにがんばります」と応じました。
建物に張られている「日米FTA断固反対」のポスターを小池氏が指さし、「このスローガンはいいですね。共産党のポスターにしたいくらいです」と語りかけ役員となごやかにやりとりする場面もありました。