2009年12月9日(水)「しんぶん赤旗」
基地のない平和な日本に
太平洋戦争開始68周年 共産党が街頭演説
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太平洋戦争開始68周年の8日、日本共産党中央委員会と東京都委員会は、東京・JR新宿駅東口で街頭演説を行い、反戦平和の誓いを新たにしました。
小池晃参院議員は、太平洋戦争が、アジアで2000万人、日本で300万人以上の犠牲者を出したと指摘し、「戦争のない世界をつくっていく誓いの日である」とこの日の意義を強調しました。
小池氏は、米軍普天間基地の「移設」問題について、沖縄が一日も早い基地撤去を願うのは当然だと強調。民主党が、総選挙で「県外・国外『移設』」といいながらその後、「公約ではない」と言い訳していることについて「アメリカの恫喝(どうかつ)で態度を変えるのでは自公政権と同じだ」と厳しく批判しました。
小池氏が、「基地のない平和の日本をつくる第一歩として普天間基地の海兵隊は日本から出て行くべきです」と訴えると、聴衆から大きな拍手が起こりました。
田村智子参院比例予定候補は、一貫して戦争反対を主張してきた日本共産党の候補として、憲法9条を守ること、言論の自由を守ることの大切さを訴えました。
沢田あゆみ新宿区議が司会を務めました。
演説を聞いた男性(66)は「沖縄県民は、平和を求め、基地はいらないということだ。民主党はその意思を尊重すべきだ」と語りました。
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