2009年11月13日(金)「しんぶん赤旗」
JA全中が紙議員訪問
戸別所得補償などめぐり懇談
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日本共産党の紙智子参院議員(党農林水産部会長)は12日、JA全中(全国農業協同組合中央会)の馬場利彦農業対策部部長の訪問を受け、JA全中が発表した「戸別所得補償制度および水田農業政策にかかるJAグループの政策提案」について説明を受けました。
馬場氏は、政府が来年度からの実施をめざしている「戸別所得補償」に対して「建設的な提案をしたい」と述べ、政策にある(1)水田農業の維持・発展を可能とする万全な所得確保対策の確立(2)地域の特色ある農業振興を核とした自給力向上対策の確立(3)米の需給と価格の安定をはかる総合的な需給調整の仕組みの確立―の3点について詳しく説明しました。
紙氏は「提案には同意できる部分も多い。質問などを通じて要望を実現できるよう検討したい」と応じ、和やかに懇談しました。