2009年11月10日(火)「しんぶん赤旗」
沖縄の民意示す
市田書記局長が感想
県民大会に参加
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日本共産党の市田忠義書記局長は9日、国会内で記者会見し、前日に沖縄県宜野湾市で開かれた「辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会」に参加した感想を語り、「改めて沖縄の民意が明確になった」「鳩山内閣は県民の意思を受けて、対米交渉を堂々と本腰を入れて行うべきだ」と表明しました。
市田氏は、印象的だったこととして、「個人、団体・組織とともに、県下自治体の首長が数多く参加した」とのべ、伊波洋一宜野湾市長とともに大会共同代表としてあいさつした自民党の翁長雄志那覇市長が、「保守・革新の立場を超えて県民が結束すべきだ」と訴えたことを紹介。党派を超えた、沖縄県あげての大会だったことを強調しました。
その上で、「『鳩山内閣は約束を守れ』『県民の意思に応えて対米交渉をしてくれ』、という声に満ちた大会だった。沖縄の民意は明確であり、普天間基地の無条件閉鎖、名護市辺野古への新基地建設反対という立場で政府はがんばるべきだ」と語りました。