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2009年10月19日(月)「しんぶん赤旗」

岩手・宮城内陸地震

震災復興求め集い

高橋議員 「支援法充実求める」


 昨年6月の岩手・宮城内陸地震の被災者の立場に寄り添い、どう生活復興するかを考える交流集会が18日、岩手県一関市で開かれました。

 主催は国民大運動岩手県実行委員会と、宮城県災害対策連絡会です。両県をはじめ新潟や東京で震災復興支援に取り組む人ら41人が参加しました。

 日本共産党の高橋ちづ子衆院議員は来賓あいさつで、局地激甚災害指定について、行政単位にとらわれない基準への見直しを国会で求め、大臣も検討すると約束したことを報告。新しい国会で、被災者生活再建支援法をさらに見直し、充実させていくと語りました。

 参加者は被災地の直面する課題について討論し、11人が発言。義援金を被災者に早く配分するよう窓口機関に要求した経験や、全壊・半壊などの災害認定について意見が出されました。一関市厳美町で被災した農家の男性(72)は、市が災害認定で「物置の被害を認めてくれなかった」と振り返り、改善を求めていく決意を表明しました。

 国民大運動岩手県実行委員会の鈴木露通代表世話人は、岩手・宮城両県に復興へ責任ある対策をするよう申し入れる活動や防災マニュアルの学習を強めていくことを呼びかけました。



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