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2009年8月22日(土)「しんぶん赤旗」

北高官らと中国次官会談


 【北京=山田俊英】中国外務省は21日、武大偉外務次官が17日から21日にかけて北朝鮮を訪問し、楊亨燮(ヤン・ヒョンソプ)最高人民会議常任副委員長、朴宜春(パク・ウィチュン)外相、金桂冠(キム・ゲグァン)外務次官と会談したと発表しました。北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議再開について話し合ったとみられます。

 発表文は「中朝関係、地域情勢、ともに関心を持つ問題について意見を交換した」と述べただけで、内容を明らかにしていません。

 武次官は6カ国協議の議長、金次官は北朝鮮の首席代表です。楊副委員長はクリントン米元大統領が平壌に到着した際、空港に出迎えています。

 今月に入って金正日(キム・ジョンイル)朝鮮労働党総書記がクリントン元米大統領や韓国・現代グループの玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)会長と会談しており、武次官は6カ国協議から離脱を表明した北朝鮮に復帰を働きかけたもようです。



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