2009年6月19日(金)「しんぶん赤旗」
租税特措法改定案を否決
参院委 大門議員が反対討論
|
2009年度予算関連法案である租税特別措置法改定案が18日、参院財政金融委員会で採決され、野党の反対多数で否決されました。日本共産党も反対しました。
日本共産党の大門実紀史議員が反対討論に立ち、改定案は「中小企業より大企業を優遇する対策だ」と批判。企業の研究開発減税の減税額の93%が大企業であり、中小企業の交際費課税の軽減も赤字経営に苦しむ中小企業には無縁だと述べました。
また、住宅取得のための贈与税減税について「一部の資産家に恩恵をもたらすとともに、資産格差を固定するものとなる」と反対の理由を述べました。