2009年6月17日(水)「しんぶん赤旗」
共・民・社民・国民新の4党
母子加算復活法案を提出
参院
日本共産党、民主党、社民党、国民新党の野党4党は16日、生活保護費の母子加算を復活させる生活保護法改正案を参院に共同提出しました。
母子加算は18歳までの子どもがいる一人親世帯に支給されていたもので、加算額は東京23区の場合で月額約2万3000円でした。政府・与党の社会保障削減路線のもとで、2005年度から段階的に廃止され、今年度からは全廃されました。
野党4党は4日、同様の法案を衆院に提出していましたが、審議入りの見通しが立っていませんでした。このため、衆院の法案を取り下げ、野党が多数を占める参院であらためて法案を提出しなおしたものです。