2008年11月22日(土)「しんぶん赤旗」
暮らし守る政治に変えよう
全国革新懇が街頭演説 志位氏ら訴え
東京
「景気悪化から国民の暮らしと雇用を守ろう」と、全国革新懇は二十一日、東京・新宿駅西口で街頭演説を行いました。日本共産党の志位和夫委員長、新婦人の高田公子会長、民青同盟の田中悠委員長、全商連の国分稔会長、民医連の長瀬文雄事務局長、農民連の笹渡義夫事務局長、全労連の大黒作治議長の七氏が、暮らしや営業の悪化の現状を訴え、「いまこそ、暮らしを守る政治に変えよう」と呼びかけました。
志位氏は、大企業がいまも巨大な利益をあげながら、人間を景気の「調整弁」にしていると告発。「雇用破壊を食いとめることが最大の景気対策にもなる。政治が責任を果たすべきだ」と訴えました。
各団体代表は、それぞれの分野から現状を告発し、「友人が派遣を切られた。非人間的な状況に怒りを覚える。同時に、反撃する若者の連帯が広がっていることに希望がある」(田中氏)、「医療崩壊は政府の社会保障削減が原因。今、医療・福祉関係者は党派を超えて怒っている」(長瀬氏)とのべ、「一緒に力を合わせてたたかおう」と呼びかけました。
「志位さんの話が聞きたい」と足を止めた横浜市の男性(36)は「共産党に期待している」といいます。「麻生首相への一言メッセージ」には、「漢字を勉強して」(二十七歳の女性)、「もっと弱者のことを考えなさい」(六十六歳の女性)など、一時間で八十人以上が言葉を寄せました。