2008年11月18日(火)「しんぶん赤旗」
振興策充実を 消費税増反対
中小企業団体中央会が大会
穀田議員が出席
京都
京都府中小企業団体中央会は十七日、「経済危機突破 中小企業緊急大会」を京都市で開き、中小企業や農林水産業などの振興や金融対策の拡充、投機マネーの規制、消費税率引き上げ議論反対などを決議し、ガンバロー三唱しました。
「額に汗する『実業』の日本を取り戻そう」「投機税（虚業税）の創設等による中小企業振興対策の充実を」「消費税の税率引き上げ反対」などのスローガンが掲げられるなか、中央会会長の渡邉隆夫・西陣織工業組合理事長があいさつし、「国会議員や行政の方には国民が怒っているぞと感じていただきたい。消費税はもともと反対だった。『虚業』というカネがカネを生む世界が、『実業』という中小企業や実体経済を食いつぶしている」と強調しました。
野本浩司（前京都青年中央会会長）、五十嵐由紀（京都府中小企業女性中央会理事）、石田哲雄（四条大宮商店街振興組合理事長）の三氏が発言し、原材料が値上げされたまま苦しむ製造業の実情や伝統産業の不振など深刻な実態を告発しました。
集会には、府内の会社社長や経営者ら千人が参加。日本共産党の穀田恵二衆院議員・国対委員長が来賓として初めて招かれ、各党国会議員らとともに紹介されました。
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