2008年11月8日(土)「しんぶん赤旗」
地域で子ども守ろう
ハッピースマイル閉園 保護者ら集い
東京都認証保育所「ハッピースマイル東中野駅前園」(中野区東中野)が経営難を理由に十月三十一日で突然閉園した問題で七日、「東中野に保育園をつくろう! 保育士と子どもを支えるつどい」が同園内で行われました。地域住民や保護者、全労連・全国一般労働組合の組合員らが呼びかけたもので、七十人が参加しました。
つどいでは、地域ぐるみで子どもを守る取り組みを始めることを確認しました。
森治美全労連・全国一般東京地本書記次長は、ハッピースマイルを運営するエムケイグループの初見雅人社長と交渉してきたことを報告。「保育をもうけの対象にすべきではない。事業者は、責任を果たし、事態を明らかにすべきです」と述べました。
保護者からは、「会社は無責任。いま別の保育所に期限付きで通っている。子どもの居場所を探してほしい」などの発言が相次ぎました。保育士たちは「子どもたちが大好きです。このメンバーで働き続けたい」と語りました。
日本共産党の来住和行中野区議が行政の対応を報告。植木こうじ都議が出席しました。