2008年8月6日(水)「しんぶん赤旗」
後期医療の口座振替
可能な限り受け付け
共産党申し入れに
京都・宇治市
後期高齢者医療制度の見直しで、保険料の納付方法が年金天引きから口座振替に変更が可能になり、減税されるケースが出てくることをめぐり、京都府の日本共産党宇治市議団(八人、水谷修団長)は五日、久保田勇宇治市長に、支払い方法変更の申請期間の延長と周知徹底を求める申し入れを行いました。
口座振替に変更できるのは、年金収入が百八十万円未満の人などで、子ども(世帯主)や配偶者の口座振替にすれば税控除の対象になり税負担の軽減になる場合があります。
宇治市は、十月からの支払い方法の変更について、七月二十一日付の「市政だより」で「七月三十一日までに年金医療課へお越しください」と記載していました。
宮本繁夫、坂本優子両市議は、近隣の城陽市や久御山町では、それぞれ八月十五日と同二十日までを期限としていることなどを指摘しました。国保年金室長は「七月三十一日以降の申し出であっても、可能な限り十月支給の年金からの特別徴収を口座振替にできるようにしたい」と答えました。
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