2008年7月22日(火)「しんぶん赤旗」
農漁業救う政治に
北海道・函館 佐々木議員訴え
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小林多喜二の『蟹工船』の舞台、函館市で二十一日、日本共産党演説会が開かれ、この十年間で最高の七百人余が会場を埋めました。函館出身の佐々木憲昭衆院議員が登壇すると、「待ってました」と声が飛びました。
佐々木氏は、原油高騰で経営危機に陥っている漁業者が「せめて暴騰分だけでも国に補てんしてほしい」と痛切な声をあげているが、全漁連だけでなく、大日本水産会や全国知事会にも広がっていると指摘しました。「漁業や中小企業、農業など弱い者はつぶれても仕方がないという『構造改革』路線の発想から抜け出すことが大切。『蟹工船』を生み出した函館で日本共産党を強く大きくしてください」とよびかけました。
宮内聡衆院比例候補は「ゆがみを正し、国民の声を真っすぐ国会へ届けます」と力を込め、古岡友弥道議候補も決意をのべました。