2008年1月17日(木)「しんぶん赤旗」

派遣法改正へ共同

共産党 全労連・青年ユニオンと懇談


 日本共産党の小池晃参議院議員・労働法制改悪阻止闘争本部長代理は十六日、全労連と首都圏青年ユニオンをそれぞれ訪問し、労働者派遣法改正について懇談しました。

 全労連では、宮垣忠事務局次長、井筒百子政策局長、伊藤圭一調査局長らが、首都圏青年ユニオンでは、河添誠書記長、伊藤和巳副委員長が応対しました。

 小池議員は、「日本共産党はこれまでも労働者派遣法の改正を求めてきた。派遣労働者の労働実態がますます深刻になるもとで、派遣労働者を保護する立場から、法改正を実現するために、あらためて労働者派遣法の改正要求を発表した」とのべ、その内容を説明しました。

 全労連の宮垣事務局次長は、「労働者派遣法の見直しが一番大事な課題になっている」とのべ、「労働者派遣法の抜本的改正法案要綱」を検討していること、「派遣・請負連絡会」を二月に立ち上げる準備をしていることを紹介し、法改正に向けて「議員要請に力を入れていきたい」と決意を表明しました。

 首都圏青年ユニオンの河添書記長は、日雇い派遣で働く労働者の深刻な実態を紹介しながら、「今年が派遣規制の大事な年になる。労働者保護の立場で、運動の一致点を広げて頑張りたい」と話しました。

 小池議員は、それぞれの懇談のなかで、「党の改正要求に歓迎の声が寄せられ、インターネット上でも、非正規の若者の間で話題になっている」ことを紹介し、この要求を「各党にも示し、ナショナルセンターの枠をこえて、広範な労働組合に働きかけ、大きな世論と運動をつくっていきたい」とのべました。

 懇談には、日本共産党から、平兼悦子女性委員会事務局長(労働法制改悪阻止闘争本部委員)らが同席しました。



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