2007年12月29日(土)「しんぶん赤旗」
原油高から道民守れ 共産党要請
宮内聡氏ら
日本共産党北海道委員会と党国会議員団道事務所、党道議団(花岡ユリ子団長)は二十八日、原油価格高騰から道民生活を守るため、緊急対策を講じるよう高橋はるみ知事に要望しました。
宮内聡、岡ちはる、おぎう和敏、さとう昭子、渡辺ゆかりの各衆院比例予定候補らが道庁を訪れ、近藤光雄副知事に要望書を手渡しました。
宮内氏らは党国会議員団などが二十六日に政府と交渉した内容を伝え、(1)緊急対策実施計画の策定(2)福祉灯油の拡充(3)農漁業への支援(4)離島対策の拡充―を求めました。
十一月の党の申し入れ後の道の対応を評価した宮内氏は「正月用の三つ葉を栽培している東神楽(ひがしかぐら)町の農家は燃料高騰で今年の作付けを断念した」「福祉灯油を実施している社会福祉協議会への補助や生保世帯の支援が必要です」と迫りました。
近藤副知事は「生活保護世帯への灯油値上がり分の加算については、担当部門にも伝えて対応したい」と答えました。