2007年8月8日(水)「しんぶん赤旗」

改憲暴走内閣退陣せよ

志位委員長訴え 緊急の院内集会


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(写真)「改憲暴走安倍内閣は退陣を! 緊急院内集会」であいさつする志位和夫委員長=7日、衆院第一議員会館

 「改憲暴走安倍内閣は退陣を!」と憲法会議など八団体で構成する「5・3憲法集会実行委員会」は七日、衆院第一議員会館で、緊急院内集会を開きました。

 あいさつにたった日本共産党の志位和夫委員長は、参院選の結果について「戦後レジームからの脱却」をいい「マニフェスト」のトップに憲法改定を掲げた安倍・自公政権に国民が厳しい判断を示したと強調。九条改悪を許さないうえで差し迫ったたたかいは、インド洋から自衛隊を撤退させるためにテロ特別措置法を廃止させることだと力説、「このたたかいのなかで憲法九条を守れという国民の声を大きくしよう」と訴えました。そして、「国民の運動で、安倍内閣の退陣を求めるとともに、解散、総選挙に追い込んでいこう」と呼びかけました。

 社民党の福島瑞穂党首は、国民から不信任を突きつけられた安倍政権の退陣を求め、改憲を許さないたたかいを広げると決意を述べました。

 会場には市民団体の代表や、国会議員など八十人がかけつけました。

 市民団体代表が「憲法九条改悪を許さない運動を大きく広げよう」「安倍内閣の退陣、解散、総選挙に追い込もう」と次々に決意を語りました。

 多数の日本共産党議員、日本共産党推薦の糸数慶子参院議員、社民党議員が出席、それぞれあいさつしました。

 「5・3憲法集会実行委員会」事務局の高田健氏は、臨時国会で憲法審査会が設置できなかったことに確信をもち、「憲法改悪に反対し、第九条をまもり、生かすことを求めます」の署名を広めようと呼びかけました。



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