2007年7月31日(火)「しんぶん赤旗」
“本当にありがたい”
中越沖地震救援共同センター
本格始動
民主団体などで構成する災害被災者支援と災害対策改善を求める新潟県連絡会(新潟県災対連、代表・山崎栄三県労連議長ら三人)が設置した「中越沖地震救援共同センター」が三十日、本格的に始動しました。
福島や東京からのボランティア五人が現地入り。さっそく二手に分かれて、被災者の自宅に駆けつけました。
北鯖石地域の女性宅では、蔵の中の整理や、たんすの運び出しなどを手伝いました。片づけを依頼した女性は「けがをしていて、片付けられないと思っていた。ほこりだらけになっても、気持ちよく引き受けていただいて本当にありがたい」とほっとした表情。初めてボランティアに参加したという板橋区職労の男性(30)は「被災者の役に立つことができて、やりがいがあります」と笑顔で語りました。
同センターでは、引き続き、ボランティアや支援物資を受け付けます。問い合わせ先は同センター、新潟県柏崎市宮場町一の二一。電話0257(24)3356、ファクス0257(24)3357。
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