2007年6月22日(金)「しんぶん赤旗」

「キリスト新聞」も報道

自衛隊が教会を調査


 自衛隊が市民運動やジャーナリスト、宗教者の活動を監視していた問題で、キリスト教の専門紙「キリスト新聞」(週刊)は二十三日付で、日本共産党が公表(六日)した陸上自衛隊情報保全隊の内部文書の概要を一面トップで「教会も調査対象に」という見出しで報じました。

 記事は、「キリスト者による活動も調査の対象になっている」として、内部文書に記載されたキリスト教関係者に取材し、コメントを紹介しています。

 このなかで、主催した講演会が記録されていた日本基督教団北海教区道北クリスチャンセンター(北海道名寄市)のロバート・ウィットマー館長は「気持ちのいいものではない」と不快感を示し、自衛隊イラク派遣に反対する意見広告を掲載したとされる日本バプテスト京都教会(京都市上京区)の大谷心基牧師は「こちら側は何も変わる必要はない。変わるべきは自衛隊。信仰に堅く立って歩むことを教会員と確認し合いたい」と話しています。



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