2007年6月16日(土)「しんぶん赤旗」
自衛隊の「国民監視」解明へ
関係者の国会招致を要求
市田書記局長
日本共産党の市田忠義書記局長は十五日の記者会見で、自衛隊による違憲・違法な国民監視活動について、「国会として東北方面の情報保全隊の責任者はじめ関係者を招致して、国会の場できちんと議論することが求められる」とのべました。
市田氏は、「この問題は監視の対象となった日本共産党や社民党や民主党だけの問題ではなく、与野党を問わず国会全体の問題だ」と強調。「シビリアンコントロール(文民統制)という場合、国会が最大のシビリアンになる。国会として、国民を監視するような自衛隊のやり方について真相を究明して、活動を中止させることが必要だ」とのべました。
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