2007年5月4日(金)「しんぶん赤旗」
能登半島地震
ボランティア活躍
力になれてよかった
全国災対連(災害被災者支援と災害対策改善を求める全国連絡会)と石川災対連準備会が三日から六日までの日程で、能登半島地震災害ボランティアに取り組んでいます。
三日は午前、石川県輪島市の石川災対連(準)救援センターに集合。谷川正嘉・全国保団連事務局員、長曽輝夫・石川県労連事務局長、石川民医連病院の栄養士、「連休を利用して二泊三日の予定で」と広島県福山市から自家用車でかけつけた男性らの六人が参加しました。
被害がもっとも大きかった同市門前町にある「輪島市災害ボランティアセンター門前」で受け付けをすませて活動しました。
午前中、畳二十枚を倉庫に運搬する作業と家財道具を仮設住宅に運ぶ作業に従事しました。
家が傾いて全壊と判定され、一カ月間避難所生活を強いられた女性が、仮設住宅に家財道具を運んでもらい、「仏壇は倒れるわ、神棚は落ちるもんの、こわくて住んでおれんかった。仮設住宅に入れて、ひとまず安心です。きょうはありがとうございました」と喜んでいました。
「ボランティアセンターはよくがんばって対応していた。みなさんの力になれてよかった」の感想が聞かれました。
全国災対連の災害ボランティアは十二日と十三日、十九日と二十日にもあります。申し込み、問い合わせは076(231)3199(石川県労連)
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