2007年4月2日(月)「しんぶん赤旗」
金ないもんから金とるな
障害者自立支援法施行1年 京都でデモ
障害者「自立」支援法の施行から丸一年がたった一日、京都市内で障害者や施設職員ら百人が集まり、「金ないもんから金とるな! 応益負担は撤回せよ」と、街頭演説とパレードを行いました。主催は、応益負担反対京都実行委員会。
京都市役所前(京都市中京区)では、障害者や介護職員らが次々にマイクを握り、施設閉所やサービスの切り捨てなど、応益負担がもたらす深刻な実態を告発。プラカードや横断幕を掲げ、四条河原町(京都市下京区)までパレードしました。
小規模通所授産施設「はるの里」施設長の村井文枝さんは「この一年で、応益負担がまちがいだったことが明らかになった。昨年の大きな運動で、たくさんの人と手をつないでいけば変えられると確信している。あきらめず撤回を求めていきたい」と話しました。
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