2007年3月19日(月)「しんぶん赤旗」
改憲手続き
自公「今国会で」
NHK番組 小池氏「9条標的」
十八日のNHK「日曜討論」では、今国会の焦点のひとつである改憲手続き法案について討論になりました。
日本共産党の小池晃参院幹事長は「安倍首相は自分の任期中に憲法を変えると公言しており、憲法九条を変えることと地続きの法案だ」と指摘。最低投票率の要件がなく、一、二割の賛成で改憲案が承諾される、有料広告が改憲派に独占される危険、公務員や教師の運動制限など、問題点を具体的にあげ、「(法案の危険な)中身が知られれば、反対の声が広がる」と述べました。
与党側は「できれば(今の国会で)通したい」(自民・片山虎之助参院幹事長)、「機が熟せば、成立という方向にいくと思う」(公明・木庭健太郎参院幹事長)と、そろって開会中の国会での成立をめざす考えを示しました。
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