2007年2月15日(木)「しんぶん赤旗」
「改憲手続き」単独も
与党確認 成立5月3日までに
自民、公明両党の幹事長、国対委員長らは十四日午前、都内で会談し、改憲手続き法案について、民主党が衆院憲法調査特別委員会での審議に応じない場合は、与党単独採決で臨む方針を確認しました。また、自公両党は五月三日の憲法記念日までに同法案の成立を図ることで一致しました。
同法案をめぐっては、先の臨時国会で、自公民が「修正」協議をすすめ大筋合意しています。ただ、民主党は夏の参院選をにらみ、「十分な議論を与野党で詰めることが大事。議論に時間がかかるのではないか」(高木義明国対委員長)との態度を見せています。与党幹事長らが今回、単独採決の方針を確認したのは、民主党をけん制するのが狙いです。