2002年12月16日(月)「しんぶん赤旗」
志位和夫委員長を団長とする日本共産党代表団が十五日午前、南アジア三カ国歴訪で最初の訪問国インドに向け、成田空港を出発しました。代表団は二十五日までの日程でインドのほかスリランカ、パキスタンを歴訪します。
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空港では、市田忠義書記局長、筆坂秀世政策委員長、上田均常任幹部会委員、西口光国際局長、笠井亮国際局次長らが代表団を見送りました。
市田書記局長は歓送のあいさつをのべ、「からだに気をつけて、がんばってください」と激励しました。
これにこたえて志位委員長が「今回の訪問では、この間の野党外交――中国、東南アジア、中東訪問など――の成果の積み重ねの上に、新しい国との交流を広げることを目的にするものです。訪問する南アジアの三つの国々の人口はあわせて十二億になります。十二億人の人々との交流を始めるという気持ちでのぞみたいと思います。三つの国々は非同盟運動を外交の方針にする点で共通しており、私たちとも接点があります。イラク情勢が緊迫するもとで、平和解決についても話し合いたいと思います」と抱負を語りました。
代表団は志位委員長のほか、緒方靖夫国際局長・参院議員、森原公敏国際局次長。随員として尾崎芙紀国際局員、山崎伸治「しんぶん赤旗」記者が同行します。
出発に先立ち十三日午後、党本部で不破哲三議長、市田書記局長、上田耕一郎、石井郁子両副委員長をはじめ、在京の常任幹部会メンバーが代表団を激励し、歓送しました。