2002年12月14日(土)「しんぶん赤旗」
志位和夫委員長は国会議員団総会で、北朝鮮が核施設の稼働を再開すると表明した問題について「さまざまな経緯があったが、問題の根本は、十月十六日に北朝鮮が核兵器の開発計画をもっていることが明らかになったということだ」と指摘。北朝鮮の行動は「核兵器問題をめぐるすべての国際的合意を順守するとした『日朝平壌宣言』に違反する行為であり、この問題の根本をただす必要がある」とのべ、「日朝交渉のなかで被爆国の政府として、筋を通した交渉による解決が必要だ」と強調しました。